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快適な住まいに必要な基本性能

2024.03.01

こんにちは♪

今日から3月です。桜の開花が待ち遠しいですね🌸

 

前回は断熱について、世界と比較した内容を紹介しました。

快適な家をつくるには、「断熱」「気密」「換気」の3つの基本性能を考えることが非常に重要となります。これらのどれか一つが欠けても、快適な住まいにはなりません。

今回は、健康で快適な室内環境づくりに重要となる、気密性能について見ていこうと思います。

 

 


C値(気密値)とは?

「家の大きさに対して、どれくらいの隙間があるのか?」 を表す数値で、このC値が小ければ気密性能が高いということになります。いくら暖房や冷房を行っても、隙間が多いと漏れてしまったり、花粉やPM2.5などが室内に入ってきて、快適な室内環境を保つことができません。

 

新潟県版雪国型ZEHのエネルギー推奨性能

新潟県版雪国型ZEH専用サイトより

 

新潟県の推奨しているC値は1.0以下が目安となります。

C値1.0の家の隙間面積の総量は大体ハガキ1枚(10㎝×14.8㎝)と同じ大きさと言えます。今までの一般的な家(C値10.0)では、大体A3用紙1枚分の大きさと言えますので、これではさすがに寒さを感じてしまいますよね。

また、気密測定は住宅建築において義務化されておらず、測定をしない住宅会社も多くあります。

見学会など行かれた際は、「気密測定はしていますか?」と聞いてみることをお勧めします。

 

「LIFE in+」では、一邸一邸、気密測定を行い、お引渡し時にUA値を含めた性能報告書をお施主様へお渡ししています。

 

 

「LIFE in+」の2023年のC値(気密値)測定結果

6月測定 0.26 / 8月測定 0.11 / 11月測定 0.17 0.14 / 12月測定 0.16

隙間面積の総量は 3.6㎝×3.6㎝ ~ 6.0㎝×6.0㎝

新潟県が推奨している数値を大幅に上回っております!

 

 

C値(気密値)だけがよくても『断熱性』が低ければ、そこから熱が移動し快適な空間を保てず、光熱費が高くなってしまいます。また、高気密により隙間がないことで外気温の影響を受けにくくなるため、適切な換気が行われないと家中汚染された空気がどんどん溜まってしまいます。

断熱」「気密」「換気」の3つの基本性能を考え、健康で快適な暮らしを実現させましょう。

 

「LIFE in+」高性能な家づくりはこちらからご覧ください。