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新しい収納の考え方、「ファミリークローゼット」とは? ②

2022.10.14

こんにちは!スタッフの田原です👩

今回のブログでは、前回のブログに続き、

「ファミリークローゼット」

について紹介していきたいと思います。

(前回のブログは、こちらから!)

前回のブログでは、「ファミリークローゼット」のメリット・デメリットを

紹介させていただきましたが、

今回のブログでは、メリット・デメリットを踏まえた上での

「ファミリークローゼット」を設置する際のポイントや注意点

紹介していきたいと思います!


「ファミリークローゼット」設置の際のポイント・注意点

【間取り

① ランドリールーム・洗面脱衣室の近く

◇ ランドリールームにつながっている場合

「 洗濯 → 干す → 取り込む → しまう 」の一連の動作が1ヵ所で行える

→ 洗濯家事がグッと楽に👚✨

◇ 洗面脱衣室につながっている場合

「 帰宅 → 手洗い → 着替え  」の一連の動作が1ヵ所で行える

→ 新型コロナウイルス感染症予防のために「手洗い」が重視されている今の生活様式にマッチします✋🧼

≪ よろしければ、こちらも合わせてご覧ください ≫

 → 『 洗濯作業を効率化!「ランドリールーム」のすすめ 』

② 玄関(シューズインクローク)につなげる

玄関のシューズクロークにつながる動線上にファミリークローゼットを設置する間取りも人気です。

外出時は、ファミリークローゼットで身支度を整えて、すぐに玄関へ。

帰宅時は、玄関で靴を脱いでシューズインクロークに収納、そのままファミリークローゼットでコートを脱ぎ、部屋着に着替えてリビングへ。

こういった外出・帰宅時の一連の動作を1つの動線上で完結できる間取りとなっています。

≪ よろしければ、こちらも合わせてご覧ください ≫

 → 『 ウィズコロナ時代の「土間収納」 』

③ リビングのそば

家族が長い時間を過ごすリビング。

そんなリビングのそばにファミリークローゼットを設置することで、収納している衣類を誰もがすぐに取り出せるというメリットが生まれます✨

また、「 洗濯をたたむ → 収納する 」という動作もスムーズに行えるため、家事が少し楽になるかと思います。

【広

ファミリークローゼットに必要な広さは、家族の人数や使い方、収納するものによって異なります。

ですので、あくまで目安として参考にしていただき、実際に設置を検討する際は、家族はもちろん、設計者などとよく相談して、必要な広さを考えて下さい。

◇ ランドリールーム(=【間取り】①)に併設

― パジャマや部屋着といった室内着や下着、タオルなどを中心に収納する場合

 → 2畳程度

◇ シューズクローク(=【間取り】②)に併設

― 外出着やコート、バッグなどを収納する場合

  → 1~2畳程度

◇ 家族全員分の衣類をまとめて収納(※家族4人の場合)

  → 3畳以上

◇ ウォークインクローゼットのように、着替えや身支度が出来る広さを確保したい場合

  → 4畳以上

面積が広い方が使い勝手が良く、便利ですが、リビングなどの生活スペースを圧迫しないよう、他の空間とのバランスを考慮して、自分たちに合った適度な広さにしましょう😊

【動線】

ファミリークローゼットには大きく分けて2つの動線タイプがあります。

それぞれの良い点・悪い点を踏まえた上で、使い方やライフスタイルに合ったタイプを検討してみて下さい。

ウォークイン クローゼット

👍メリット

* ウォークスルータイプよりも収納量が多く、個室のように使用できる

・  勝手口を設置すると、洗濯物を「 取り込む → しまう 」という動線が最短距離で行える。

・ 着替える際、鍵をかけやすい

👎デメリット

・ 室内からの出入り口が1つのため、動線が悪くなる場合がある

ウォークスルー クローゼット

👍メリット

* 出入り口が2つあって行き止まりがないため、効率的な動線になる

👎デメリット

・ ウォークインタイプよりも収納量が少なくなる

( 人が通り抜けできるスペースが必要となるため )

・ 着替える際のルールを決めないと、将来使わなくなる可能性がある

( 特に年頃のお子様は、結局自分の部屋で着替えるということになる場合が考えられる )


ファミリークローゼットは、うまく取り入れれば、とても便利な収納スペースです。

有効活用するためには、設置前にイメージをしっかりと固めておく必要があります🏠

ファミリークローゼットに何を収納したいのか、

長い目で見てどのように使っていきたいのかなど、

しっかりと考えておきましょう!